スクスタの仕様 ボルラン向け

【スクスタ】確定クリティカル編成に必要なテクニック値について【玄人向け】

こんちかー

今回は初心者置いてけぼり記事です

みなさんは最近どのような編成でボルランしていますか?

こういうキャラを使うことが多くなってきたのではないでしょうか?

あ、貼り付ける画像を間違えました。これではなく、

こっちです。「SPゲージ獲得特技」いわゆる「ヨハネパワー」持ちのキャラですね

現環境では、アピールがめちゃめちゃ高いキャラよりも、このような「ヨハネパワー」持ちキャラが優先して編成入りする傾向にあります

その一番の理由は、「1アピールで獲得可能なボルテージには上限(50000、チョーカー3つで57500)があるため、上限に達する場合にボルテージをさらに伸ばすなら、SP特技の回数を増やすのが一番効率がよいから」なのですが、僕はもう一つ理由があると思っています

それが「『ヨハネパワー』持ちキャラの多くはテクニック値が高く、クリティカル率がかなり高いから」です

ということで今回の記事は「クリティカル」についてです

  • クリティカル率の計算式(既出)
  • 計算上100%クリティカルになるテクニック値
  • 実際に100%クリティカルが出るか検証
  • クリティカル率を100%にできるキャラと編成

以上の内容について解説

目次をタップで該当箇所にジャンプします

クリティカル率の計算式について

スクスタのクリティカルとは、他のRPGで言うところの「会心の一撃」のことです

アピール時に一定確率で発動し、発動した場合はそのアピールによって獲得するボルテージが「1.5倍」になります

さらに現在ではキズナボード補正によって基本的にクリティカル時は「1.8倍」になります

キズナボードボーナス。Lv20のボード(7枚目)まで解放すると、クリティカル値が合計30%アップする

また、発動確率についても偉大な先人たちの検証によりおおよそ判明しており、それが以下の式です(こちらの記事を参照

クリティカル率の計算式

クリティカル率=テクニック値×0.003+クリティカル補正(%)

テクニックが1000上がると、クリティカル率が3%上昇するといった感じですね

このクリティカル補正というのは、特技や個性、キズナボードなどによるクリティカル率上昇の合計値の他に、一部のキャラが持つ15%のボーナスも含みます

このクリティカル率のボーナスを持つ条件が、

クリティカル率ボーナスを持つ条件

特訓マス全開放時の基本テクニック値が、基本アピール値と基本スタミナ値よりも高い

になります

テクニックが上がるとクリティカル率が高くなるだけではなく、テクニック値が3ステータスで一番高いキャラは、クリティカル率が15%アップするということですね

ちなみにこの条件を満たしているキャラは育成状況に関わらずボーナスが適用されます(例えばテクニックのマスを解放しきれずにアピールの方が高い状態でも適用)

逆に、条件を満たしていないキャラの特訓マスを調整してテクニックの値を一番高くしても適用されません

また、基本ステータスが基準なので、本人の個性1による影響は受けません

このボーナスの存在については、当ブログのキャラ評価記事でも度々言及していたのですが、今回詳しく説明しました

計算上クリティカル率が100%になるテクニック値

テクニックの値が高ければ高いほどクリティカル率がアップするのは以上の通りなのですが、ということはつまりテクニック値がある数値以上になればクリティカル率が100%になるはずなんですよね

特技や個性は置いておいて、常に発動するクリティカル補正は最大で17.5%(15%のボーナス+キズナボードの2.5%クリティカル率上昇)になります

この場合、「82.5÷0.003=27500」以上のテクニック値で上の計算式で算出されるクリティカル率が100%になります

はぐメタ推し
アピールならまだしも、テクニックを27500以上にするのは無理じゃねえか!!

とお思いかもしれませんが、属性一致補正も考えれば十分に実現可能な値です

普段意識することはあまりないかもしれませんが、スタミナ値とテクニック値もキャラと楽曲の属性が一致していれば上昇します

このときの上昇値は、Lv.25のキズナボード(8枚目)を全解放していれば27.5%となります

この属性一致補正を考慮すれば、100%クリティカルに必要なテクニック値は「21569」となります

キズナボードの解放段階ごとに、属性一致時に100%クリティカルに必要なテクニック値をまとめると以下の様になります(キズナボードによってクリティカル補正や属性一致補正の値が変化するため)

Lv.20のキズナボードを解放できていない場合はさらに必要テクニック値が大きくなりますが、クリティカル編成をする場合はLv.20のクリティカル値(クリティカル時の獲得ボルテージ倍率)+20%はほぼ取っていると思うので割愛します

またこの項の内容はこちらの記事を参考にした、というかほとんど一緒ですね

実際に100%クリティカルが出るか検証

計算上は一定のテクニック値以上で特技個性が発動しなくても確定でクリティカルが発生するのは上記の通りです

となってくるとここで気になるのは

  1. クリティカル率の式(特に15%ボーナスとテクニックが1000上昇毎に3%上昇の部分)はぴったり正しいのか
  2. クリティカル率に上限はないのか(どんなに上げても90%以上にはならない、とか)

の2点です

1については、非常に正確な検証をされていたとはいえ、アピール時の獲得ボルテージなどと違ってクリティカルが発生する回数というランダム要素が大きいものを検証するのはかなり大変です

限りなく実際の確率と近い結果は得られても、完全に正確に割り出すのは困難です

また2についてですが、スクスタではアピールで獲得できるボルテージに50000の上限があったり、白猫プロジェクトというゲームでは防御によるダメージカットの割合に90%上限があったりとこういうゲームではなにかと上限が設けられがちです

計算上クリティカル率が100%以上になっても、実際は10%は絶対にwonderful(great)になってしまうとかはありそうに思えます(というか特技発動率には実際に66%上限があると言われている)

この二つを明らかにするべく、今回以下の様な検証を行ってきました

確定クリティカル検証

  1. エマのキズナボードをLv.25(8枚目)まで全開放する
  2. フェスエマのテクニック値を21700(確定クリティカルに必要な値)付近のいくつかの値にする
  3. それぞれのテクニック値で、START:DASH!!上級(属性一致曲)を何度もオートプレイし、エマがGREAT(非クリティカル)を出すか調べる

要するに、クリティカル率100%は実現可能か、可能ならばそれに必要なテクニック値は計算上の値とどのぐらい一致するのか、という検証です

実際に使用した編成はこんな感じ

左端のエマちゃんのテクニック値が、21701とほぼ計算上確定クリティカルに必要な値と同じ数値になっていることがわかります

ここからアクセサリーを入れ替えてテクニック値を変化させつつ、属性一致曲であるSTART:DASH!!を何度もプレイしました

一回プレイするとエマちゃんが57回アピールし、そのうち同時押しでないノーツではクリティカルかそう出ないかを確認できるので、1回プレイにつき検証回数は50回ほど、といったところです

結果がこちら

テクニック21700に満たない場合(21481,21623)は楽曲を10回弱プレイして1度だけGREAT(非クリティカル)が出た一方で、テクニックが21701になると楽曲を40回以上プレイしても一度もGREATが確認できませんでした

この結果からわかることは

  1. クリティカル率の上限はおそらく存在しない
  2. 確定クリティカルに必要なテクニック値は21624~21701である可能性が高く、計算上の値21700とおおよそ一致する
  3. クリティカル率の計算式(ボーナスが15%、テクニック1000毎に3%上昇)はぴったり正しい可能性が高い

以上の3つです

1については今回のテクニック値の検証ではいずれもクリティカル率が99%以上になっており、上限がないのはほぼ確定、あってもかなり高い値(99%以上)であることは間違いないでしょう

また、2について確定クリティカルに必要なテクニックが21624以上であることは確定ですが、21701で本当に非クリティカルが出ないとは言い切れません

例えばクリティカル率が99.8%だったとしても、2000回連続でクリティカルが出る確率は2%ぐらいはあります

という感じでクリティカル率が100%であると言い切るのは非常に難しいですが、まあ実用上は21700あればほぼ確実に毎回クリティカルが出るとは言えると思います

3について2が正しい前提ではありますが、先人の検証によるクリティカル率の計算式は、確定クリティカルの今回の検証結果から見ても、かなりの精度で正しいと言えるでしょう

というかゲームを作るときに、キリの良い値でいろいろ設定しそうなものなので、自分はぴったりこの式であっているような気がしています

つまり結論、「実際に属性一致曲でテクニックを21700(21569)以上にできれば、確定でクリティカルが発動する」と言えます

クリティカル率を100%にできるキャラと編成

ここからはクリティカル率を100%、あるいはそれに近い値にするような編成が実用可能かについて考察します

キャラは5凸前提です(つまり初心者置いてけぼり)

現在、スクスタにおいてテクニックが一番高いキャラはフェスのエマちゃん(ナチュラル/Sp)になります

そのテクニック値が、個性、キズナなどによる補正なしで14198です

このテクニック値が、無理のない範囲でどのぐらいまで上がるか考えてみましょう

まず、絆の補正で10%ぐらいまでは無理なく上げられそうです。その場合はテクニック値が約15600

ここに、アクセサリーのテクニック値も加わります。今回は上級者向けですしクリティカル編成とも相性が良いチョーカーを装備することにしましょうか
エマちゃんの作戦に、チョーカー(3凸、無凸、無凸)を装備させると、テクニック値が+2469されます。これで大体18000ほどにはなります

ここまでで18000なので、あとは個性でテクニックを3500ほど盛ることができれば、属性一致曲で確定クリティカルが可能になってきます

テクニックアップ系の個性で一番使いやすいのは「テクニック+:全員(4.2%) 」です。この個性一つにつき、エマちゃんのテクニックは650ほど上がります

つまり、テクニック+:全員が5つほどあれば、ほぼ確定クリティカルを実現できると言えます

ちなみにエマちゃん自身の個性1もテクニック+:全員なので、他に4つあれば足ります

こうやって考えると、アピールをアップさせずにテクニックをアップさせるのも、そこそこありな気がしてこないでしょうか

どうぜ確定でクリティカルが出るなら、アピールは多少低くてもカンスト可能でしょう

とは言えこれは一番テクニック値が高いエマちゃんで考えているので、他のキャラでも可能かどうかを考えてみましょう

こちらはテクニック値が12000以上となるキャラの一覧表です(どのキャラもテクニック値がアピール、スタミナより高い)

テクニックが12000のキャラであれば、エマちゃんの時と同じような計算をすると、大体テクニック+が編成に8人か9人ほどいればクリティカル率を100%にできます

また、この表の多くのキャラは、自身の個性もテクニック+となっています

よってこの表に載っているキャラぐらいであれば、ぎりぎりクリティカル率100%を実現可能と言うことです

表には、ピュアナチュラルエレガントのキャラは3人ずついますので、これらの属性の曲においては3人全員がほぼクリティカルの編成を組むことも可能です

もちろん確定クリティカルにせずともこれらのキャラを中心に編成すればクリティカル率は非常に高くなり、80%や90%ぐらいはあまり意識しなくても達成可能でしょう

またこの表からは漏れましたが、
初期善子(エレガント)探偵花陽(ピュア)温泉花丸(クール)あたりは特技がヨハネパワーかつテクニック値が11000以上となっているので、SPゲージを獲得しつつほぼほぼクリティカルでアピールすることも可能です

このように考えると、ボルランでヨハネパワー持ちが2人以上採用されることが多いのも納得できます(ほぼクリティカルでアピールによるボルテージも大体カンスト可能)

また、現在サブの作戦にはアピール+全員の個性を持ったキャラを入れるのが主流になっていますが、以上のようにテクニック+全員の個性を持ったキャラを入れてクリティカル率を上昇させるのも選択肢に入ってくると思います

なぜなら、最初からクリティカル率が80%など高い値のキャラのアピールを上げても、数少ない非クリティカル時のアピールにしか影響しないからです

クリティカル率の上昇は100%を超えない限りは安定した効果を発揮してくれます

なお、テクニック+全員の個性1を持ったキャラの中では、個性2が開始時SPゲージ獲得の初期花丸えっちな果南ちゃん、切り替え時SPゲージ獲得のフェスエマ辺りが特に有用です

まとめ

今回は確定クリティカルについて(廃課金向け)の記事でした

  • クリティカル率はテクニック1000上昇毎に3%ずつ増加
  • テクニック値が3値で一番高い場合は15%ボーナス
  • テクニック21500ぐらいで属性一致曲での確定クリティカルが実現可能
  • 元々のテクニック値12000以上のキャラは十分に確定クリティカル運用可能
  • クリティカル率が高いヨハネパワーキャラは強い
  • テクニックバフキャラとしてフェスエマ、初期花丸が有用

こんな感じでいろいろ考察してみましたが、今回の検証を補強したり矛盾する検証結果をお持ちの方はぜひTwitterなどで教えてください

また、内容にツッコミどころがあればそれもぜひ指摘してください

ちなみに筆者は未だにボルテージお化けゴリラアタッカーにおんぶにだっこですね…

おわり

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